| Q1 |
USのサイトでlike.comというのがあると思いますが、それとの違いは?
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| A1 |
これは私もよく知っているサイトです。コンセプト自体はよいと思いますが、携帯でないと使われないと思います。我々が携帯にこだわる理由は、見たときにその場で検索できるということです。例えば、「着うた」が売れるのも『ミュージックステーション』で放映された直後が最も多いのです。
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| Q2 |
最近の携帯電話には、スキャナー・OCRなど認識系のコンテンツが増えています。「思うような検索結果が出なかったら」など、認識技術に疑問があるのですが。
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| A2 |
認識技術自体は進歩しています。ただ、OCRに関しては日本語そのものが難しい。ハングルのOCRは完璧に動きます。なぜならハングルは記号だからです。
一方、画像認識についてですが、我々が使っているオブジェクト認識は、人間に関しては精度が高く、現実にセキュリティーの用途で利用されているほどです。ただし、物の認識には改善の余地があります。
画像認識のサービスは画像認識技術だけでは発展しません。結局データベースのクオリティーが高いかどうかに左右されます。「顔ちぇき!」でも性別を選んでデータベースを区別しないと、性別の違うそっくりさんが結果表示されてしまいます。
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| Q3 |
見たものすべてを検索できる世界は何年後に達成されると思いますか?
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| A3 |
今できる、と言うこともできます。1995年当時のテキスト検索の精度でよければという条件ですが。先ほども申しましたように、現在はデータベースの質の問題があります。精度を上げるのには5年、10年とかかるでしょう。我々は、2010年くらいに本格的な実用化をめざしています。
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| Q4 |
画像検索のビジネスモデルについて、Yahoo!やGoogleとの関係性も含め、どうお考えですか?
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| A4 |
Yahoo!にもGoogleにも画像検索がありますが、あれはメタ情報を検索しているだけで画像認識ではありません。テキスト検索と画像検索は全く違うものというのが我々が考えていることです。そういうようなアプローチでこれから面白いサービスを出していけると思います。
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| Q5 |
「顔ちぇき!」の検索がすごく速いとお聞きしましたが。
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| A5 |
いちばん処理に時間がかかるのは、完全にSMTPの部分だけですね。CPU的にいちばん重いのは画像処理の部分。我々が使っている画像認識エンジンは携帯電話のCPUでも動くようなものですので、サーバで動かせば非常に高速に動作します。
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| Q6 |
「顔ちぇき!」サービス開始時には、これで収益をあげようと思っていたのか、あくまでもアピールの場として考えていたのですか?もしメディアとして考えられていたのであれば、「顔ちぇき!」をどうやって流行らせようとしたのですか?
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| A6 |
当時は5人ほどでやっていましたが、僕は「顔ちぇき!」には実は消極的だったんです。広報はベンチャー企業にとってはある意味広告です。儲けようとするより、こういうサービスがあると知ってもらいたいという意識のほうが大きかった。もちろん、マスコミに取り上げられるまでには広報の人間が根強く働きかけた功績があったのも事実です。
メディアにはとりあえず出るというのが我々の基本方針です。これまで、メディアの力を信じてやってきました。
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