| Q1 |
保険商品をバーチャルで見せるとか、商品説明をアバターがするといった、セカンドライフでのビジネスは可能でしょうか?
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| A1 |
可能です。金融商品で、そういうビジネスを考えている企業もあります。
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| Q2 |
スクリュームなど、セカンドライフの競合が出ていますが、低スペックのPCでも同じような空間が作れるといったテキストベースの仮想空間についてはどのようにお考えですか?
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| A2 |
米国では「メイプルストーリー」という韓国版の仮想社会が成長しており、昨年の9月に上陸して300万人ほどの登録者がいます。最近言われている話は、スペックの問題を2Dのほうでまず解決するということです。例えばモバゲータウンやカフェスタなど、仮想空間とまでは言えなくてもアバターが登場する世界が先に普及するのではないでしょうか。
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| Q3 |
企業がセカンドライフに入ることによってユーザ側の反発があるのではないかと思うのですが、考慮すべき点について何かお考えでしょうか?
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| A3 |
Web2.0のマーケティングで最大の注意点は「やらせ」です。広告だという表明を行うこと。イベントの協賛とか、「オフィシャルドリンク」というふうな納得性のある宣伝活動をすれば受け入れられます。実際、解放軍と名乗って企業の広告に爆弾をしかけるユーザもいます。誠実性、倫理観。若い人達と同じ目線で語りかける姿勢が必要です。
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| Q4 |
仮想空間上で仮想マネーが発生していますが、国をまたいだ貨幣流通がリアルでない世界で起こることがあります。為替についての問題に関して何かご存知の話はありますか?
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| A4 |
日本では出資法の話になっておりますが、アメリカではフィリップ・ローゼンテールCEOが対応しており、米国の通貨当局も暗中模索の状態です。量が増えると規制される可能性もありますが、セカンドライフとしては勝手にやっている訳ではないという回答をしています。
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| Q5 |
通信社が情報発信するということに関して、企業が情報資産をうまく活用する方策はありますか?
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| A5 |
多くの企業では、仮想空間上での取引ではなく、外のリアルな世界でお金の取引をしています。仮想の商品を売るのではなく、本物の商品や、コンテンツを売るという方向に進んでいくでしょう。
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| Q6 |
セカンドライフのリアルタイム性の問題として、深夜に利用しているユーザなど、時間帯のズレなどが問題にならないのでしょうか?
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| A6 |
時間帯のズレの問題は大きいです。仮想社会での時間のズレは、例えば海外にいるユーザと交流するときに、時差による生活時間帯の差に顕著に現れることがあります。ネットイベントの実施にも、その点で制約が生じます。
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| Q7 |
セカンドライフに関し、インフラの面でどのようなビジネスが考えられますか?
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| A7 |
クライアントソフトの表示が日本語化すればさらによくなると思いますが、現在でも日本語でのチャットが通ったりし、それほど大きな変化は起こらないでしょう。今、土地を買い占めて転売している企業は比較的零細なソフトウェア開発会社です。もし、ビジネスになるとすれば、大手企業が進出してきたとき、土地の手配から街づくりまですべて請け負うという可能性が考えられますが、ビジネスの規模についてはまだ予測が成立しない状況です。
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| Q8 |
セカンドライフ内のマーケットを牽引していくうえでイベントを考えたとき、クリエイターと一般参加者の最適なマッチングポイントはどのようなところにあるでしょうか?
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| A8 |
各社はまだ実験段階にあります。クリエイターとは、自分で家をもってオフィスをもって、物を作っている人たちを指し、その人たちが来場する一般の人にモノを売るという関係ができています。これら草の根のクリエイターと組んでイベントを行うというのが一つの方向性でしょう。
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