| Q1 |
「Web2.0」の考え方について、もう少し具体的に知りたいのですが、いわゆる、昔はやった言葉で「ニューメディア」「マルチメディア」「ワン・トゥ・ワン・マーケティング」などと比べて、どのように違うのでしょうか?
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| A1 |
マーケティングとかメディアがどうだという話は、企業側からコンシューマーに対して投げつけるメソッドのような気がします。そこでは、確かに対話が行われるのかもしれませんが、あくまで企業側から与える話でしかないのです。それに対し「Web2.0」の場合は、あくまでそのメソッドはユーザー側が持っている、ユーザーが主導権を持っている世界なのです。すなわち、主従関係が逆転したといえると思います。
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| Q2 |
「Web2.0」の流れが今後も進んでいくと、今までの業界・業種という概念がどんどん崩壊していくような気がします。そんな中で、佐藤さん自身が注目しているビジネスや会社があれば教えてください。
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| A2 |
正直に言うと、あまりそういう視点で見てはいないのですが、インターネットの中で、本当にそのサイトが「ユーザーに愛されているか」ということが大事だと思います。そういう意味では、現在でも多くのユーザに愛され、利用されているサービスは多々あると思います。我々も真似できるところは真似して、足りないところは補っていこうと思います。
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| Q3 |
「Web2.0」というのは、実際のところ儲かるビジネスモデルなのかという疑問があります。そこで、例えば広告モデル以外に儲かるビジネスモデルがあれば教えてください。それから、先ほど「Web2.0」の世界では、ユーザーと企業の力関係が逆転するという話がありましたが、国や地域によっては逆転するところまではいかない気もしますが、いかがでしょうか?
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| A3 |
「Web2.0」というのは、インターネットの流れの中でまだ端境期にあり、一部の人たちの間で話題になっているに過ぎません。ですから、ビジネスと言う観点では今しばらく既存の形態が主流となるのではないでしょうか?その理由は、ユーザーやクライアントの方々の認知がWEB2.0になっていないため、新しすぎるものにお金を払ってくれない可能性があるからです。
2つ目の質問については、ユーザーと企業の力関係が逆転するという極端な言い方をしたのですが、正確にいうとパワーバランスが変わるということです。今後は、企業よりも発言力を持つ個人が存在してくることも大いにありえると思います。
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