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出展企業募集
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Eビジネス研究会







Eビジネス研究所代表理事 木村誠 13:00〜13:05
ご挨拶
Eビジネス研究所
代表理事 木村 誠


日本における国内最大級のネットビジネスのカンファレンスが今、開催されようとしています。過去6年間にわたるEビジネス研究会での蓄積をもとに、満を持してお送りするのは、『JANES-Way』(Japan Netbusiness Success Way)。このコンファレンスは「ネットビジセス成功への道しるべ」という意味で、ネット系企業にとっても、それを情報収集する側にとっても大変意義のあることは間違いありません。 内容に関しては、すべてのスピーカーと私が直接面識を持ち責任を持ってお送りいたします。年2回開催の未来にとって有効なイベントに是非、ご参加ください。  


橋本大也氏写真 13:10〜13:30 イントロダクション
Web2.0 テクノロジー、ビジネス、コミュニティの近未来
株式会社ネットエイジ
チーフ・エバンジェリスト 橋本 大也 氏


このカンファレンスのイントロダクションとして、Web2.0へバージョンアップしていくインターネットの状況を、1 テクノロジー、 2 コミュニティ、 3 ビジネス の各分野でキーワードと代表事例を使ってお話させていただきたいと思います。

インタフェース、メタデータ、集団の知、高度な検索技術、異種アプリの統合。 技術革新の波がインターネットを”バージョンアップ”しようとしています。 テクノロジーが、ユーザ(コミュニティ)の利用動向を変え、ビジネスを変革し ていきます。
たとえばブログやソーシャルネットワーク。個人やコミュニティの情報発信が、 マスメディアで売れるコンテンツを創造することが珍しくなくなりました。高度 になった検索を使えば、多様なニーズを持つ個人が、一瞬でネット全体から的確 な情報を引き出します。そこでは文脈型広告のようなニッチ広告がマス広告にと ってかわろうとしています。
いまや世界最大の辞書はユーザのボランティア投稿をまとめたWikipediaです。 報道の世界でも、全国のアマチュア記者が記事を書くパブリックジャーナリズム のニュースサイトが世論に大きな影響を与え始めています。
 

■ プロフィール

1970年生まれ。ITビジネス全般の技術評価及びマーケティング戦略のコンサルタント。 早稲田大学在籍中に立ち上げたコミュニティ「アクセス向上委員会」を端緒にビジネスを開始、 ITベンチャーの創業役員を数社経験して2000年に同社を設立、 SemanticWebCompanyを標語に知識マネジメントソリューションを展開中。 主な著書に「アクセスを増やすホームページ革命術」など、 雑誌、ITニュースメディアへの寄稿は多数。余暇は、年間50本のゲームとデジタルガジェットで遊ぶ、 新しいものコレクター。 情報技術の産学連携事業を推進する株式会社リンゴラボ取締役 応用情報技術研究所所長を兼任。

淺川秀治氏写真 13:40〜14:30 基調講演
マイクロソフトが提唱するWindows Liveとその可能性
マイクロソフト株式会社
MSN R&D センター インフォメーション開発統括部
開発統括部長 淺川 秀治 氏

Windows Live プロダクト群の紹介とさまざまな新しいサービスの提供を通じて、 Web2.0時代の先をにらんだ、MSNの戦略とサービスについて、デモンストレーションを交えながら、 ビジネスの可能性を言及します。

■ プロフィール

1989年 Nippon Telegraph and Telephone(NTT)入社
1996年 NTTポータルサイトgooを担当、検索エンジンの立ち上げに寄与
2003年 マイクロソフト株式会社 MSN事業部インフォメーションサービス部長
        MSNサーチの開発及びMSNコンテンツの開発に寄与
2005年 マイクロソフト株式会社 MSN R&Dセンター インフォメーションサービス開発部 開発統括部長
2006年 同社、同ポジションにてWindows Live関連の開発に携わる 〜現在に至る

清水亮氏 14:40〜15:10
Mobile2.0 / 加速するモバイルとWeb2.0の融合
株式会社ユビキタスエンターテインメント
代表取締役社長 清水 亮 氏


Web2.0と言う言葉が当たり前のように使われるようになりましたが、 実際にWeb2.0的なスタイルのビジネスモデルで成功している事例は それほど多くありません。 また、Web2.0は言葉として空洞化しつつあるという批判もあります。 Web業界に比較すると、モバイルコンテンツ業界はまだまだ有料コン テンツによって収益を延ばせる構造をもっており、Web2.0的な考え方を モバイルに拡張した、いわばMobile2.0とでも言うべきものが 出現しつつあります。 このセッションでは現状のモバイルコンテンツの収益性を より高めるための方法の紹介と、モバイルが持つ新たな可能性について 探って行きたいと思います。なお、スピーカーはモバイルというテーマ でIT MediaにBlogを開設しており、事前にこちらを一読頂くと、 より内容の理解に役立ちます。http://plusdblog.itmedia.co.jp/mobilecowboy/

■ プロフィール

98年、電気通信大学在学中に米Microsoft corp.初のゲーム機向けオペレーションシステム WindowsCE for Dreamcast SDKの開発に携わる。99年同大学を中退し、株式会社ドワンゴに入社し、 同社研究開発部門の立ち上げに参加する。同社で初となる携帯電話コンテンツ 「釣りバカ気分」を企画・開発し、その後同社アーキテクトとしてコンテンツ開発部隊を率いる。 2002年3月にカリフォルニア州サンノゼで行われたゲーム開発者会議(GDC)をきっかけに海外市場 に目覚め、同年7月より単身渡米。米DWANGO North America社のコンテント開発担当副社長として コンテンツ開発を行う。2002年末に帰国し、2003年に有限会社ユビキタスエンターテインメント を秋葉原にて設立。以後、アキバ系社長として数々のモバイル開発やコンサルティングに従事し、 2005年末に株式会社化を果たす。

松嶋良治氏 15:20〜15:50
ポケットの中には440億円の世界!〜モバイル広告でのアフィリエイトの活用〜
株式会社アドウェイズ 取締役 兼 COO
松嶋 良治 氏


2006年のモバイル広告費は440億円といわれています。 その中でも大きく市場を伸ばしているのがアフィリエイ ト広告です。

モバイルアフィリエイトの活用
  ・ 収益の高いメディアはどういったサイトなのか
  ・ 導入クライアントの獲得・販売・申込の実績
  ・ その相乗効果とは

モバイルアフィリエイトによる物販
  ・ 流通の過程の中の携帯電話
  ・ 高い費用対効果を発揮するモバイルアフィリエイト

■ プロフィール

大学を卒業後、株式会社インテリジェンスに入社。 人材業界をもう一社経験した後、米国No.1価格比較サイトを運営する 株式会社ディールタイムドットコムの日本法人立ち上げメンバーとして、 サイトの構築、営業マネージャーを行う。 さらに、米国ナスダック上場企業であったプロモーションズドットコムの 日本法人株式会社プロモーションズにて営業マネージャーを務め、 約2年間で売上を20倍にした実績を持つ。主に営業、人事業務に精通。 勤務したすべての会社がアーリーステージのため、新規開拓営業中心にして、 オールラウンドな知識・経験を有している。

稲村尚志氏写真 16:00〜16:30
インフォメーションテクノロジーはインテリジェントテクノロジーへ
ムーター株式会社
代表取締役社長 稲村 尚志 氏


膨大な情報を有意義に体系化するというテーマとして講演。 Mooter が目指すのは、ユーザーが検索結果を予測して検索するのではなく、 テクノロジーがユーザーのニーズや考え方を予測し、有意義に情報分類することです。 Mooter の先端テクノロジーは直観的に分かり易いクラスターに分類することで無用な 情報の氾濫を未然に防ぐことができるのです。

■ プロフィール

00年に私立白鴎大学足利高等学校を中退後、単身都内上京。02年に投資家を目指し創業。 04年1月に有限会社サイリバー(同年9月に株式会社へと組織変更。)代表取締役社長に就任。 05年2月に次世代検索エンジンMooter(Mooter Pty Ltd./本社シドニー)と契約。同月ムーター株式会社を設立。 代表取締役社長に就任。同年9月にサイリバーマーケティング株式会社を設立。代表取締役会長に就任。 サイリバー株式会社を持ち株会社へ。グループ内へ中間事業統括会社制を導入し、 06年4月には、メディア・マーケティング事業統括会社としてサイリバーメディア・マーケティング株式会社を設立。 代表取締役会長へ就任。現在、事業の多角化を進め、インターネットのグループ企業体として拡大中。

  16:40〜17:10
オンラインマーケティングの効果測定を超えたWeb解析
オムニチュア株式会社
Director of Sales, APAC 尾辻 マーカス 氏



ROI増加を実現させるソリューションとして、SiteCatalyst( Web解析 )と、 SearchCenter(キーワード自動入札管理)を融合させた、 費用対効果の高いSEMキャンペーン手法の実現について解説します。 また、マーケティング担当者に非常に有用な、日本および米国のキーワード分析 (SEO、SEMおよびサイト内検索)に関する最新事例をご紹介します。

■ プロフィール

米国ハワイ出身、ハワイ大学-Japan America Institute of Management Scienceにて 日本ビジネスに特化したMBAを取得。1998年より米国企業向けの日本ビジネス展開のための ビジネスコンサルティング会社、JapanWorksにパートナーとして参賀。2002年〜2003年、 同社のクライアントとしてOmnitureを担当。2005年10月Omnitureに入社。 現在、アジア太平洋地区の営業統括して従事。

17:20〜18:40
パネルディスカッション 
「注目の若手起業家たちの考えるWeb2.0ブームのゆくえ」

■モデレーター
 株式会社ネットエイジグループ 代表取締役社長 西川 潔 氏

■パネラー
 株式会社ECナビ 代表取締役CEO 宇佐美 進典 氏
 ムーター株式会社 代表取締役社長 稲村 尚志 氏
 株式会社ホットリンク 代表取締役 内山 幸樹 氏
 GMOアドネットワークス株式会社 代表取締役社長 井上 祥士郎 氏
 株式会社ユビキタスエンターテインメント 代表取締役社長 清水 亮 氏
■ プロフィール


【モデレーター】
株式会社ネットエイジグループ 代表取締役社長 西川 潔 氏

KDD(現KDDI)勤務を経て、アーサー・D・リトルの米国本社勤務時に起業を志す。帰国後、世界最大のインターネット企業、アメリカ・オンラインの日本法人の創立に参加。その経験・人脈を生かし、1998年2月、ネットビジネスインキュベータ−という、日本初の業態をもってネットエイジを創業。ネットエイジポートフォリオ企業4社の社外取締役を務める。「渋谷ビットバレー構想」などに代表される起業家経済の活性化のための提唱をおこない、講演・執筆多数。東京大学教養学部卒。 著書「起業は楽しい!」(日経BP社)
 

 

宇佐美進典氏
【パネラー】
株式会社ECナビ 代表取締役CEO 宇佐美 進典 氏

1972年生まれ、早稲田大学商学部卒業。 トーマツコンサルティングに入社後、金融機関のBPR等に携わる。 1999 年アクシブドットコム(現 ECナビ)を創業し、取締役COOを経て2002年10月に 代表取締役CEOに就任し現在に至る。創業以来、毎期増収増益を続け、売上約21億円、 営業利益4.5億円にまで伸ばす。2005年11月にはサイボウズと合弁でCybozu.netを設立し 代表取締役CEOを務める。同年12月には、サイバーエージェントの取締役就任(現任)し、 メディア事業の副統括及びシステム全般を担当している。
 

稲村尚志氏写真
【パネラー】
ムーター株式会社 代表取締役社長 稲村 尚志 氏

00年に私立白鴎大学足利高等学校を中退後、単身都内上京。02年に投資家を目指し創業。 04年1月に有限会社サイリバー(同年9月に株式会社へと組織変更。)代表取締役社長に就任。 05年2月に次世代検索エンジンMooter(Mooter Pty Ltd./本社シドニー)と契約。同月ムーター株式会社を設立。 代表取締役社長に就任。同年9月にサイリバーマーケティング株式会社を設立。代表取締役会長に就任。 サイリバー株式会社を持ち株会社へ。グループ内へ中間事業統括会社制を導入し、 06年4月には、メディア・マーケティング事業統括会社としてサイリバーメディア・マーケティング株式会社を設立。 代表取締役会長へ就任。現在、事業の多角化を進め、インターネットのグループ企業体として拡大中。
 

内山幸樹氏
【パネラー】
株式会社ホットリンク 代表取締役 内山 幸樹 氏

1995年、世界最大のヨットレース アメリカズカップの日本代表艇の設計に参加。 技術力で世界を戦う興奮を知る。1995年、東大大学院在学中、日本最初期のサーチエンジン開発に 参加。 自分が先頭に立って技術力で世界と戦える舞台をインターネットに見出し、 マジックマウス(現デジット株式会社)の設立に参加。 1997年、東京大学大学院海洋工学科博士課程中退。 マジックマウスに正式入社。1998年、デジット株式会社常務に就任。 2000年、ホットリンクを設立、社長に就任。
ブログ:http://www.doblog.com/weblog/myblog/15806
 

井上祥士郎氏
【パネラー】
GMOアドネットワークス株式会社 代表取締役社長 井上 祥士郎 氏

小樽商科大学卒業後、1998年トランスコスモス(株)入社。動画配信ソフトウェアReal Serverのソリューション営業をはじめ、ECサイトの受託構築を実施。
2000年よりソフトバンクのグループ企業へ入社し、出版やメディア 事業を中心としたグループ子会社設立業務・業務改善支援を行なう。2004年にGMOグループへ参画後、 2005年4月にGMOアフィリエイト(株)(2006年4月より、GMOアドネットワークス(株)へ社名変更)の設立を 行ない、代表取締役社長に就任。
RSS配信・管理統合サービス市場における米国No.1企業である「Feedburner」 社より日本におけるExclusiveライセンス、2006年12月設立のGMOアドネットワーク(株)にて取得。2007年1月 より日本でのサービス展開を開始。
○GMOアドネットワークス URL: http://www..gmo-a.com/
○FeedBurner Japan URL: http://www.feedburner.jp/
 

清水亮氏
【パネラー】
株式会社ユビキタスエンターテインメント 代表取締役社長 清水 亮 氏

98年、電気通信大学在学中に米Microsoft corp.初のゲーム機向けオペレーションシステム WindowsCE for Dreamcast SDKの開発に携わる。99年同大学を中退し、株式会社ドワンゴに入社し、 同社研究開発部門の立ち上げに参加する。同社で初となる携帯電話コンテンツ 「釣りバカ気分」を企画・開発し、その後同社アーキテクトとしてコンテンツ開発部隊を率いる。 2002年3月にカリフォルニア州サンノゼで行われたゲーム開発者会議(GDC)をきっかけに海外市場 に目覚め、同年7月より単身渡米。米DWANGO North America社のコンテント開発担当副社長として コンテンツ開発を行う。2002年末に帰国し、2003年に有限会社ユビキタスエンターテインメント を秋葉原にて設立。以後、アキバ系社長として数々のモバイル開発やコンサルティングに従事し、 2005年末に株式会社化を果たす。
 


宇佐美進典氏 14:30〜15:00
Web2.0サービスのつくりかた 〜ECナビラボでの開発方法〜
株式会社ECナビ
代表取締役CEO 宇佐美 進典 氏


Googleラボに触発されてネット企業の間で最近、続々と作られる『ラボ』。 単に新サービスを発表する『場』としてのラボから、『組織』としてのラボまで 様々ありますが、実際に日本のネットベンチャーでいち早く社内に『ラボ』を作って、 Web2.0サービスをいくつも立ち上げてきた ECナビラボ での開発を通して、 Web2.0サービスをどのように開発すべきか、またそのための組織をどうつくって いくべきかについてお話ししたいと思います。

 1.ネット系企業のラボの分類
    −分類

 2.ECナビラボ
    −設立の背景
    −開発方法
    −サービスの紹介

 3.Web2.0サービスの作り方
    −組織の作り方
    −サービスの作り方

 4.Q&A

■ プロフィール

1972年生まれ、早稲田大学商学部卒業。トーマツコンサルティングに入社後、金融機関のBPR等に携わる。 1999 年アクシブドットコム(現 ECナビ)を創業し、取締役COOを経て2002年10月に代表取締役CEOに 就任し現在に至る。創業以来、毎期増収増益を続け、売上約21億円、営業利益4.5億円にまで伸ばす。 2005年11月にはサイボウズと合弁でCybozu.netを設立し代表取締役CEOを務める。同年12月には、 サイバーエージェントの取締役就任(現任)し、メディア事業の副統括及びシステム全般を担当している。

鈴木富士雄氏 15:10〜15:40
Web2.0を利用するマネージドWebサイト構築手法
株式会社マクニカ 事業開発統括部 Webサービスプロジェクト
マーケティング 鈴木 富士雄 氏

blog、アフェリエイト、RSS検索エンジンなどの技術を活用しながら、それぞれのデータに基づいた、 インタラクティブWebサイトの構築手法と事例をご紹介いたします。 http://wsp.macnica.co.jp/products/omniture.html

■ プロフィール

1991年米国光ファイバー製品のマーケティングを担当。
1993年に商用インターネットに出会う。
1995年仏トムソン・マルチメディア社よりベストマーケティング賞受賞。
1996年webmasterとして企業webサイト、One to Oneマーケティングサイト、ショッピングサイト、 メルマガ配信サービス、CRM/SFAシステムの企画・構築を担当。生ログとエクセルによるWeb解析を 開始する。
2003年よりWebサービスプロジェクトにおいて新Webサービスシステムのマーケテ ィングに従事。2005年6月より米国オムニチュア社製品を担当。 社内外に対してwebサービスについて提案を行 っている。米国Web Analytics Assosiation会員。
現在、毎晩http://www.pandora.com/に没頭。

海老根智仁氏写真 15:50〜16:20
web2.0時代のインターネットマーケティング
株式会社オプト
代表取締役CEO 海老根 智仁 氏

エンドユーザーのネット参加が一層活発化するweb2.0時代に 企業はどのようなマーケティング視点を持つべきか?を講義する。

■ プロフィール

慶應義塾大学経済学部卒、産能大学大学院経営情報学研究科(MBA課程)卒。 株式会社大広退職後、財団法人社会経済生産性本部において経営コンサルタントの認定を受け、 その後1999年9月株式会社オプト入社。2001年1月 同社代表取締役COO。2006年1月 同社代表取締役CEO就任。 中小企業診断士。
著書:「サイバーコミュニティを使った『ニーズ調査』の有効性に関する比較研究」(経営情報学会2000年、共同研究)  など。


16:30〜17:00
2.0時代のインフラとオープンサービスの登場
サン・マイクロシステムズ株式会社
マーケティング統括本部ストラテジック・マーケティング統括部
ストラテジスト 藤井 彰人 氏

2.0時代に必要とされるインフラとはどのようなものなのか。
テクノロジーの歴史とITベンダーのビジネス・モデルの変化について説明し、 今後のエンジニアの役割と今新しく求められているビジネス・モデルにも触れながら、 将来のオープン・サービス・プラットフォームについて説明する。

■ プロフィール

名古屋大学工学部情報工学科卒業後、富士通へ入社。 シリコンバレーの空気とJava技術に触発されて、サン・マイクロシステムズへ。 Solaris, Java, J2EE,Webサービス等インターネット・ミドルウェア技術担当を経て、 現在マーケティング本部ストラテジスト。

青木孝次氏 17:10〜17:40
ソーシャルネットワーク・サービス(SNS) 『mixi』 におけるネットワーク行動
〜「バーチャリアラー」の特性と果たす役割 〜

早稲田大学IT戦略研究所 リサーチメンバー
青木 孝次 ( あおき たかつぐ) 氏

昨今、急激に拡大しているSNS(ソーシャルネットワーク・サービス)は、「現実の関係性(コンテクスト)に基づいた信頼のネットワーク」であると言われ、穏やかさを特徴としていると言われる。
このSNSネットワークは、これまでのネットコミュニティとは異なる性質があるのではないだろうか。あるとすれば一体何が異なるのだろうか。
今回は国内最大手のSNSである 『mixi』 を題材にして研究した成果を発表する。
本セッションでは、「リアル」な関係のネットワークが「バーチャル」な関係のネットワークに反映していると思われるSNSネットワークにおいて、参加者の(主体) 特性が、1.コミュニティ内情報に関する行動 (コミュニケーションの参加度および情報の発信・推奨・伝播) 、2.情報への信頼、3.消費行動にどのような影響を与えるのかをSNSの トッププレーヤーである『mixi』とその参加者を対象とした実証研究によって明らかにしている。 とりわけマーケティングコミュニケーション活動への影響を中心にとりあげる。 その中でSNSにおいて特徴的と見られるネットワーク行動をとる存在「バーチャリアラー」の特性についても言及し、今後のSNSの発展のキーとなることを紹介してゆく。

■ プロフィール

‘62年神奈川県生まれ
千葉大学卒業。早稲田大学大学院商学研究科修了(経営学修士/MBA)。
広告代理店にてAP、マーケティング等に携わる。
‘97インターネットメディアの萌芽期に、米国系ネット広告配信会社の日本法人立ち上げに参画、 数々のインターネット広告キャンペーンの企画開発、マーケティング戦略立案など、 日本におけるネット広告市場の開拓に携わる。以後、ストリーミングメディアの研究、 ブロードバンド動画コンテンツにおけるユーザ視聴行動把握手法、レコメンデーション手法の研究、 SNSの研究などITマーケティング領域で活動。
主な学術論文に「SNSにおいて『バーチャル特性』が 果たす役割」(’06)

高広伯彦氏 17:50〜18:20
ロングテール〜新しい広告の開拓地。
グーグル株式会社 広告プラニング
シニアマネージャー 高広 伯彦 氏


グーグルが提供している、AdWords/AdSenceは一般的にSEM(Search Engine Marketing検索連動型広告) として定義づけられていますが、広告の歴史を俯瞰してみていくと、弊社の提供しているものが新しい 広告の時代に対応したユニークな広告商品であることを理解していただけると思います。 本カンファレンスでは、まず企業のマーケティング活動のあり方・広告概念の変化を振り返り、広告が 今話題の“ロングテール”といった言葉とともに新しい時代に突入していることを理解していただきます。 次にこうした「広告の変化」という大きな視点から、メディア環境の変化が始まった今における、 消費者との接点を作っていくための注目すべきスキーム/キーワードを明らかにします。そして、 今後の広告/マーケティングの方向性とグーグルのAdWords/AdSence が提供できるマーケティング価値に ついてお話したいと思います。

■ プロフィール

1970年5月31日大阪生まれ1994年3月、関西学院大学社会学部社会学科卒業。 1996年3月、同志社大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了(社会学修士)。 大学・大学院ではメディア理論・文化社会学を専攻。学生時代は出版社に出入りし、 「いろんなメディアが扱える」という理由で 1996年4月、株式会社博報堂入社。出版営業局に配属。 4年間の営業生活ののち、1999年6月よりインタラクティブ局にて 『ペタろう』『お年玉くじ付電子年賀状』 といったメディア開発やインタラクティブ・マーケティング領域の業務に従事。 2002年7月からiメディア局にて、上記業務に加え、コンテンツ開発やビジネス開発を手がけてきました。 2003年12月〜2004年8月は分社化した株式会社博報堂DYメディアパートナーズのi-メディア局に在籍。 在籍時に、日産自動車 WebCINEMAで東京インタラクティブ・アドアワード・グランプリを受賞。 他、ロンドン国際デザイン広告賞などを受賞。2004年9月より、株式会社電通へ。 インタラクティブコミュニケーション局にて、インタラクティブクリエイティブ/マーケティング業務に従事。 『牛乳に相談だ。』(http://www.gyunyu.com/)などを手がける。 2005年12月より、グーグル株式会社に入社。現職。個人ブログは http://mediologic.com/weblog/

   18:30〜19:00
進化するアフィリエイト。2006-07年のアフィリエイトを展望する
バリューコマース株式会社 パフォーマンスマーケティング本部
本部長 池渕 宏 氏


2005年はバリューコマースとYahoo! Japanの資本提携、楽天による米国LinkShareの買収、 ファンコミュニケーションズのJASDAQ上場、アフィリエイト+マーケティング協会のNPO法人化など、 アフィリエイトの普及とともに業界にも大きな動きがありました。

ブログ、アフィリエイトの普及が予想を上回る伸びを見せる中で、 アフィリエイト・サービス事業者に求められるものも変化しています。 2006年、アフィリエイト・マーケティングはどう変わったのか、そしてどう変わろうとしているのか、 バリューコマースが提供する最新の広告商品をご紹介するとともに2006-07年の アフィリエイト・マーケティングのトレンドを展望します。

■ プロフィール

1966年鳥取県境港市にて生まれる
ホテル勤務から流通業に従事した後、2000年10月にバリューコマースに入社。
2年間営業職として勤務した後、2002年9月にプロジェクトプランニング室を設立し、 立ち上げメンバーとして活躍。翌年同責任者となり、 2005年からは営業統括責任者として現職に至る。
2005年12月より関連会社であるSEOマーケティング企業、ソゾン株式会社の取締役も兼任。


斉藤太一氏 14:50〜15:20
Web1.5からWeb2.0時代のCMSへ パナソニックの『DBPS』ご紹介
パナソニックネットワークサービシズ株式会社 
コンテンツ管理ソリューショングループ マーケティングチーム 
チームリーダー  斉藤 太一 氏

ここ最近急速に広まったキーワード「Web2.0」。
まだまだ曖昧な概念ではありますが、現在Web業界のキーワードとなっていることは間違いないと思われます。
これに対し、CMSを使って変化のあるページを誰もが簡単に更新していくことは「Web1.5」であると言われてい ます。
「Web1.0」⇒「Web1.5」⇒「Web2.0」めまぐるしく変わるインターネットの進化のなかで、CMSがこれまで果た してきた役割や、Web2.0時代のCMSの可能性について、長く日本のCMS業界をリードしてきたパナソニックの「DBPS」を通じ説明していきたいと思います。
DBPS案内⇒http://dbps.pdn.co.jp/

■ プロフィール

関西大学大学院 総合情報学研究科を卒業後、キノトロープでの大手企業Webサイトの構築・サイトコンサル業務 を経て、03年よりパナソニック ネットワークサービシズの前身であるパナソニックデジタルネットワークサーブのCMS立ち上げに参画。DBPSの プロデューサーとして、販売戦略の立案、顧客への提案活動など新たな市場開拓に携わり、毎日新聞社や名古屋市役所 (全国自治体サイト・ユーザビリティ調査1位) などの数々な大手企業へのCMS導入を手がけ、現在に至る。
また各種セミナーを通じ、積極的に国内におけるCMSの理解や普及に努めてきた。

田中弦氏 15:30〜16:00
RSS広告社が考えるユーザー主導の新広告サービスについて
株式会社RSS広告社
代表取締役社長 田中 弦 氏


RSS広告社では、5月初めを目処に日本語解析技術を利用した全く新しいサービスを企画しています。 この新サービスの紹介を中心に、RSS広告社の一連の広告ソリューションを紹介します。

 1. Trend Match for FeedFeed広告の現在・未来
 2. Trend Match for Web/Blog
 3. Trend Match Web Service(TWS)
   −コンテンツマッチ広告の現在・未来
 4. Trend Match ?????
   −ユーザー主導型の新サービスとは??こうご期待

■ プロフィール

ソフトバンク (株) 入社後、インターネット事業準備室にてブロードキャスト・コム (現在はヤフーと合併) 立ち上げにかかわる。 1999年ネットイヤーグループ (株) に入社し、米国のネットビジネスの調査・ブロードバンド 市場調査などを手がける。 2001年経営コンサルティング会社 (株) コーポレイトディレクションに入社し、 主に新規事業立ち上げの戦略策定および実行支援に従事。2004年5月ネットエイジ入社。
Hotwired、CNET、インターネットマガジン等での執筆多数。

16:10〜16:40
新世代iDCの貢献について 〜インフラ型iDC事業からマルチレイヤサービスセンターへ〜
株式会社ビットアイル
取締役副社長 天野 信之 氏


株式会社ビットアイルはインターネットデータセンターをコアに様々なサービス提供をしております。
今後の新世代iDC事業者として、新しいチャレンジをご紹介致します。

  ◇ ビットアイルのご紹介 http://www.bit-isle.jp/
  ◇ MSPサービスの充実(取組みと新サービスのご紹介)
  ◇ バックボーン技術と運用ノウハウを活かした、ワンストップサービス
  ◇ ご利用ユーザー間を取持つ、ビジネスマッチング

■ プロフィール

平成13年10月 株式会社ビットアイル 取締役副社長  就任
平成18年2月  株式会社ビットサーフ 代表取締役社長 就任

井上祥士郎氏 16:50〜17:20
第3世代のネット広告ビジネス戦略 〜「ブログ」から「フィード(RSS)へ」〜
GMOアドネットワークス株式会社
代表取締役社長 井上 祥士郎 氏



RSS(アールエスエス)を中心とするフィードビジネス業界の拡大にあわせて、 ネット広告の手法が多角化してきています。技術的な説明が先行するなか、 ネット広告に与えるビジネスインパクトとその可能性に焦点をあててご説明したいと思います。 RSS統合・管理サービス『FeedBurner(フィードバーナー) 』http://www.feedburner.jpの デモンストレーションを交えつつ、読者・フィード発行主・広告主の3視点から、 フィード広告の事例をからご紹介いたします。

■ プロフィール

小樽商科大学卒業後、1998年トランスコスモス(株)入社。動画配信ソフトウェアReal Serverのソリューション 営業をはじめ、ECサイトの受託構築を実施。
2000年よりソフトバンクのグループ企業へ入社し、出版やメディア 事業を中心としたグループ子会社設立業務・業務改善支援を行なう。2004年にGMOグループへ参画後、 2005年4月にGMOアフィリエイト(株)(2006年4月より、GMOアドネットワークス(株)へ社名変更)の設立を 行ない、代表取締役社長に就任。
RSS配信・管理統合サービス市場における米国No.1企業である「Feedburner」 社より日本におけるExclusiveライセンス、2006年12月設立のGMOアドネットワーク(株)にて取得。2007年1月 より日本でのサービス展開を開始。
○GMOアドネットワークス URL: http://www..gmo-a.com/
○FeedBurner Japan URL: http://www.feedburner.jp/

鈴木秀則氏 17:30〜18:00
「日本版アマゾンを目指せ!」 WEB2.0仕様の「循環型次世代Eマーケット」構想
株式会社リアルコミュニケーションズ 
代表取締役CEO 兼 COO  鈴木 秀則 氏


WEB2.0仕様の次世代Eマーケットとは、これまでシステム、在庫、物流がばらばらだった(1)メーカー、( 2)小売、(3)消費者の各取引をウェブシステムによって統合する構想です。「ガス、水道」のように安価で使えるEコマースのプラットフォームプロバイダ を目指しています。
アマゾンのようにすべてを自社に集約する「ビッグブランド」を目指すのではなく、DB、在庫、物流などのバ ックヤードはシステム統合しながら、フロントヤード部分は小売店舗のブランドで販売する日本版の「アンチフランチャイズ」モデルを目指しています。
販売形態はネットショップだけではなく、アフィリエイト、ブログ、RSS、在庫・販売システムのAPI開放、 ドロップシッピングなど多くのコマースメディアへの対応を予定しています。
さらに、マーケット内で消費者から収集したカスタマーレビュー、マーケティングリサーチをメーカーに提供し て商品の改良、新商品の開発につなげるウェブサービスも展開していきます。
現在は企業間取引サイト(https//www.bkmart.jp/) で1200社の取引を支援しています。

■ プロフィール

1969年、埼玉県生まれ、36歳。電設会社経営者の長男。高校時代は野球部で甲子園出場を目指すが実現せず、新 聞記者を目指して1995年、早稲大学政治経済学部を卒業。同年、朝日新聞社入社、記者職。青森支局などで警察裁判所担当記者。2001年同社退職後、輸入雑貨 のネットショップを立ち上げ、独立した。現在の株式会社リアルコミュニケーションズは2003年、経済産業省の補助金を受けて設立した。
ネットショップの仕入で東南アジアのマーケットを回って各国の織物、染物、銀細工などを買い付けた経験から 、制作者のモノづくりを物語として伝えられるマーケット、消費者もその物語作りに参加できるマーケット作りをライフワークとしている。

斉藤のり子氏 18:10〜18:40
家計簿を公開? 〜ソーシャル家計簿サイト 『散財.com』 が目指すweb2.0〜
株式会社ガイアックス オンラインマーケティング部
プロジェクトマネジャー 斉藤 のり子 氏


■ソーシャル家計簿サイト『散財.com』が目指す web2.0
ソーシャル家計簿サイト『散財.com』は、株式会社ガ イアックスがリリースしたWeb2.0的サービスです。ウェブ上にみんなの家計簿が公開され、登録した同じ商品やお店がリンクで繋がります。それにより、いち はやく新商品を買った人や同じお店に通っている人たちと話題を共有できます。当日は、今まで非公開だったこうしたサービスが生まれた企画背景〜サービス 内容〜今後の展開などを『散財.com』の産みの親が直々にご紹介致します。ちなみに『散財.com』は、昨今様々なメディアからも注目していただいており、取材が相次いでおります。以下のリ ンクからは、先日「NEWS GyaO」で取り上げていただいた映像が見れます。http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0014052/

■ プロフィール

『散財.comの産みの母』
3ヶ月のひきこもりを経た後、アーロン・ジャパン株式会社に入社。 省庁のサイトデザイン、DB構築。
1年後、株式会社ウェブドゥジャパンに転職。モバイルサイトの企画・運営・サイト構築。
1年後、株式会社ライブドアに転職。コミュニティコンテンツのディレクションを担当。
1年後、株式会社ガイアックスに転職。ゲームコンテンツの企画の傍ら散財.comの企画。
※出演者、内容に関しましては、予告なく変更する事がございますのでご了承下さい。
 

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